たまりば

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2013年05月23日

筋書きの無いダービー

今週は注目のダービーが行われます。 スポーツ紙は4強等と連日特集をくんで

いますが、筋書きの無いドラマが展開されるのがダービーというレースなのです。

私にとって最も印象深いダーデーの一つが1968年のレースです。

アサカオー・マーチス・タケシバオーの三強ダービーと言われた年で、確かにニ歳

暮れから皐月賞に至るまでの、全てのトライアルレースで三頭が1~3着まで占めた

のですからーーー。前日の雨が綺麗に上がり、馬場コンデションも悪くなく、一見

人気馬同士で堅く納まりそうなレース前の雰囲気ではありました。

ここで問題なのは、前述の三強が全て中段待機の差し脚質だったと言うことです。

あに図らんや、関西から参戦の9番人気タニノハローモアに騎乗した宮本が向正面

20馬身という大逃げを打ったのですが、同脚質の三頭は、前に出て自分が目標に

される事をきらい、誰も追いかけなかったので着差の割に楽な逃げペースになって

しまい、直線坂下でタケシバオーの加賀が猛然と追いかけたのですが時すでに遅く

マンマと宮本タニノハローモアが逃げ切ってしまいました。

今年のメンバーをみると直線勝負の有力馬が多く、68年レースが参考に

なる年かも知れませんね。

  • Posted by 寺田 孝 at 19:36│Comments(0)
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