2013年05月26日
2013年05月25日
2013年05月23日
筋書きの無いダービー
今週は注目のダービーが行われます。 スポーツ紙は4強等と連日特集をくんで
いますが、筋書きの無いドラマが展開されるのがダービーというレースなのです。
私にとって最も印象深いダーデーの一つが1968年のレースです。
アサカオー・マーチス・タケシバオーの三強ダービーと言われた年で、確かにニ歳
暮れから皐月賞に至るまでの、全てのトライアルレースで三頭が1~3着まで占めた
のですからーーー。前日の雨が綺麗に上がり、馬場コンデションも悪くなく、一見
人気馬同士で堅く納まりそうなレース前の雰囲気ではありました。
ここで問題なのは、前述の三強が全て中段待機の差し脚質だったと言うことです。
あに図らんや、関西から参戦の9番人気タニノハローモアに騎乗した宮本が向正面
20馬身という大逃げを打ったのですが、同脚質の三頭は、前に出て自分が目標に
される事をきらい、誰も追いかけなかったので着差の割に楽な逃げペースになって
しまい、直線坂下でタケシバオーの加賀が猛然と追いかけたのですが時すでに遅く
マンマと宮本タニノハローモアが逃げ切ってしまいました。
今年のメンバーをみると直線勝負の有力馬が多く、68年レースが参考に
なる年かも知れませんね。
いますが、筋書きの無いドラマが展開されるのがダービーというレースなのです。
私にとって最も印象深いダーデーの一つが1968年のレースです。
アサカオー・マーチス・タケシバオーの三強ダービーと言われた年で、確かにニ歳
暮れから皐月賞に至るまでの、全てのトライアルレースで三頭が1~3着まで占めた
のですからーーー。前日の雨が綺麗に上がり、馬場コンデションも悪くなく、一見
人気馬同士で堅く納まりそうなレース前の雰囲気ではありました。
ここで問題なのは、前述の三強が全て中段待機の差し脚質だったと言うことです。
あに図らんや、関西から参戦の9番人気タニノハローモアに騎乗した宮本が向正面
20馬身という大逃げを打ったのですが、同脚質の三頭は、前に出て自分が目標に
される事をきらい、誰も追いかけなかったので着差の割に楽な逃げペースになって
しまい、直線坂下でタケシバオーの加賀が猛然と追いかけたのですが時すでに遅く
マンマと宮本タニノハローモアが逃げ切ってしまいました。
今年のメンバーをみると直線勝負の有力馬が多く、68年レースが参考に
なる年かも知れませんね。
Posted by 寺田 孝 at
19:36
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